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解決済みの質問

地方国立大大学院中退→NAIST入学

このまま地方国立大修士課程で研究を続けるべきか、設備の整ったNAISTに入学し直し修士課程をやり直すべきか?

初めまして。私は現在地方国立大学の大学院の修士課程1年で有機合成の研究をしているものです。
現在所属している地方国立大の研究室で修士前期を修了するか、NAISTを受験し新たにM1としてやり直すか迷っています。

今年四月から去年より所属していた有機合成の研究室で研究を続けているのですが、そうしているうちに現在の研究室で取り組んでいる研究にやりがいを見出せなくなってきており、先日、企業のインターンシップを経てその思いが強くなりました。そこでは実験に対する深い考察を要求され、現在の自身が研究室で行っていることはただ闇雲に実験をやっているだけで決してこれは研究とは呼べるものではないのではないかと考えるようになりました。また、現在の研究室は環境が特別悪い訳ではありませんが、研究費も少なく研究室の規模も非常に小さいです(博士課程の学生もいません)。加えて、指導教員も放置という訳ではありませんが、今後の研究の方向性が定まらず相談をしても何か面白い分子を作りたいといった漠然としたもので修士2年になった時現在の研究室で研究を続けるのに不安があります。研究とは自身の自主性でやるものだということは百も承知ですが、私はあまり自身で物事を進めることが得意ではないと自覚しており、研究の初めの段階では指導者からある程度の方向性の指示が必要な性格ではないかと考えています。そのため、比較的大きな研究室の方が向いているのではないかと考えるようになりました。

上記のような状況で、現在他の研究室へ移ることを考えています。考え始める時期が非常に遅かったため、大学院入試はほぼ終わっている状況であり、現在受けられる可能性としてNAISTを考えました。研究はそんなに甘いものではないと思いますが、NAISTには研究費・研究設備も充実しており、研究に全力で取り組むことができる環境があるのではないかと思っています。しかしながら、NAISTについての情報があまり得られておらず、移ったところで今とあまり変わらないようであれば意味がないだろうと考えています。ただ、まだ研究室のリサーチや見学といった細かいところまではまだ行っていません。現状では、博士課程の進学は考えておらず修士修了後就職することを考えています。

長々と書いて結局何が言いたいのかよくわからない文章となってしまいましたが、まとめると次のようになります。

現在の研究室
・有機合成
・地方国立で予算・人数が少なく規模が小さい
・指導があまり厚い訳ではない
・基礎研究に非常に近く、実社会との繋がりがイメージしづらい→何のために研究しているのか、モチベーションに繋がりづらい
・国内・国際学会など参加が少ない
・実家から通っており、お金はあまりかかっていない
・就職だけを見れば、現在の大学の方が良い

NAIST
・研究予算・設備などが整っている
・努力次第では学会参加などの経験が積める
・大きな研究室が多く、指導が今よりはしてもらえる可能性がある
・有機合成にとらわれない広い分野での研究ができる
・大学院に入り直す・下宿になるため費用がかさむ
・内情がわからず、移っても現状と変わらない可能性がある
・就職に関しては現在の大学に劣る

NAISTにおける物質分野の研究室の評価・現状、地方国立の研究室との比較、研究を甘く考えている、など厳しい意見でも構いませんので様々なご意見いただけますと幸いです。
せっかく修士課程で研究をやるからには全力で取り組み、学会参加経験なども数多くしたいと思っています。結局は自分自身がどう取り組むかで環境を言い訳にしても意味がないという意見もあると思いますが、やはり周りの環境は非常に重要で今の自身には環境を変える必要があるのではないかと思っています。

宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2017-08-18 17:06:17

QNo.9364461

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

ご返答ありがとうございました。いくつか気になる点がありましたので、追記します。

>やはりメインで指導してくださるのは博士・ポスドクの方がメインなのですね。うちの研究室ではこれらの方々がいない分この役割を指導教官が担っているような形になっていますが、先生はやはり様々な業務に追われておりいつも忙しそうです。<
⇒これは問題だと思います。私の場合修士課程が無いのであれですが、学部5,6 年の研究では指導教官と毎週のように討論していました。教授自身も終電まで残り、時には議論しながら車で帰るなんてこともありました。ただ、そうなったのは基本的に私が無遠慮に指導教官・教授に突っ込むためなので可能なら試してみても良いと思います。具体的には
・メールでディスカッションの日程を開けてもらうようお願いする
・ディスカッションでは研究概要、今までに出ている結果、今後行うべき実験、それにかかる費用の概算を書き込み提示する。(おそらくA4 3,4 枚になると思います)
 最近出ている良書に『なぜあなたの研究は進まないのか』(佐藤雅昭 著)がありますので、可能なら手に取ってみてください。

>私も先生が私自身できちんと考えることを期待してこのようにおっしゃってくださったのだと考えています。しかしながら一から研究計画を立てることは私にはあまりにも大きなことで到底できるように思えないのです…。グダグダ言い訳をするようで聞き苦しいですが、このような研究計画が立てられるような修士の学生の方は非常に優秀な方だけなのではないか?と私は思ってしまいます。研究計画とは過去の論文を参考にして立てるものなのでしょうか。今後の自分の研究をどのように持っていくべきか非常に今悩んでいるところなのですが、如何にもこうにも何をしていいのか全くわからない状況に陥っています。<
⇒難しいと考える必要はありません。要は、何を軸に研究を行うかという点がぶれなければ良いのです。研究とは知的好奇心の探求+実社会への還元 という両輪によって支えられます。意外と基礎系の研究をやっている方はご存知ないことが多いですが、皆さんが開発された技術は医療など様々な場で活躍しています。
 有機化学であっても、医薬品開発等様々な分野で利用され実社会へ還元されます。しかし、多くの開発者が自分の発明がどれほど多くの患者を救っているか知らないのです。
 まずは我武者羅に目の前の課題を解決する、あるいは疑問を紐解いてみる。これが一歩目になります。あなたの研究室が得意な分野の論文を読みあさり、尚且つ全く異なる分野のトップジャーナルのレビューなどを見てみましょう。そうすることで、何か閃くことがあるはずです。

>やはり研究者となるのであれば自身で研究計画を立て、進めていけなければいけないですよね…。質問内容と矛盾しているのですが修士に入ってから私は研究にあまり向いていないかもしれないと考え始めたため、就職の際に研究職に就くか非常に悩んでいます。<
⇒これは事実です。研究遂行能力を高めることは重要で、与えられた環境で如何に結果を出すか。そこに重点を当てることで1流にはなれずとも必要とされる研究者にはなれると思います。

>これは…少し疑問です。自身の研究室でも大きなところは十分だと思いますが、本当に予算がないところは壊れかけた装置を使っていたり、他の研究室に装置を借りていたり、大変なところもあると聞いています。<
⇒恐らく疑問を持たれているのは、他の大学の研究室をご覧になったことがないからではないでしょうか。当研究室も他の研究室にいくらか費用を払い装置を使用していますし、共通機器も使います。先ほどざっと見てきましたが、うちにある最も古い装置は1990年代のものです。それでも、基礎検討などには耐えうるとして現在も現役で使用しています。

>もちろんおっしゃる通りなのですが…。学会参加費用は精々10万程度というのがかなり私にとっては大きなお金です…。<
⇒その通りです。10万は確かに高いのです。しかし、その10万で得られるものもまた大きい。例えば私の場合、学部時代は研究発表ですら自費でした。院進後は発表する場合は補助が出ましたが、学習のための学会参加は自費でしたし、それは今も同じです(有給を取って参加します)。
 当時に比べれば10万の価値は低くなりましたが、それでも家計に影響はあるので妻ともよく相談します。ただ、毎回10万以上の勉強はするぞ!という勢いを持てるという意味で自費で学会参加することを私は推奨したいくらいなのです。
 ちなみに、これを講演会なんかで話すと医療系だから…と言われることもあるので述べておきますが、私は母子家庭で学費・生活費は各種免除と奨学金+バイトで賄っています。免許取得後も最初は非常に低収入なので(年収300程度)身体を損なうであろう程度まではバイト等をしていました。10万は衣服の節約や自炊で節約し貯めていました。意外と可能です

>そうなのでしょうか?優秀な人は指導がなくとも優秀だから一人でやっていけるものなのだと思っていました。自身はあまり優秀でないからこそ、どこでもやっていけるだけの力はまだないために教育を比較的受けやすい環境に身を置くほうがいいのではないかと考えていました。<
⇒違います。優秀な人間は確かにいますし、それは我々よりも少ない労力で結果を得ることが出来るとも思います。私が1ヶ月かかった技術を1週間で出来てしまう人間もいますし、論文作成に悪戦苦闘している中で颯爽と書いている同期を見ると本当に悔しい思いがありました。
 なので、24時間努力しようと決め、風呂に入っている時、寝る前、トイレ等どこでも何かしらの勉強・妄想(研究計画や発表時のイメトレ等)をしています。最大の才能は、努力し続けることだと私は思います。

 環境とは中々変えることができません。
 本当の天才であれば、環境が勝手に変わる、あるいは環境を変えるだけのパワーがありますが私のような人間の場合は環境に適応して成長することを考えたほうが合っていました。

 きつい言葉が並ぶと思いますが
『焦らず、腐らず、でも確実に一歩前に』という私の師父が研究に行き詰まった私に贈った言葉をご覧頂ければと思います。遅々たる一歩でも、前に進む限り未来は開けます。
 十分に頑張っていると思いますが、努力は適切であるからこそ結果を得られるという点を心の隅に留めおいてください。

投稿日時 - 2017-08-31 21:30:52

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回答(5)

ANo.4

s_r_k さん、こんばんは。

今では国公立大学や私立の大学の補助金カットがかまびすしい時代ですが、そんな中でも例外的にNAISTは随分潤沢な資金を持っていると思いませんか?それは国や会社とかいろんな法人から補助金をもらっているからです。さて、あなたどういう将来設計を考えていますか?国内の大学に残って、教鞭をとるんですか?それとも外国の大学へ行って研究者になるんですか?少なくともどちらか一つですね。それに中退するより、博士課程からは行った方が経歴的にいいんじゃないですか?
こういうレベルの高い大学院ていうのはおのずと卒業生に対しても相当の義務感というものを要求してきます。それはこんな大きな国の法人関係や会社がただで補助金を出してくれるとは言えないからです。もう少しこの大学院に対する情報を集めるようにしていかないと理解は不可能です。創立されてから25年しかたってない大学院。最先端の研究をしている大学院。それが私のイメージするこの学校のイメージです。それから、あなたの予算の方はどうですか?ご両親から出してもらっているとはいえ、ここのレベルに追いつく能力があるとお考えですか?

NAIST
http://www.naist.jp/visitor/exam.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%85%88%E7%AB%AF%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6

投稿日時 - 2017-08-22 23:00:32

お礼

お忙しいところコメントいただきましてありがとうございました。
ご連絡遅くなりまして申し訳ございません。

>さて、あなたどういう将来設計を考えていますか?国内の大学に残って、教鞭をとるんですか?それとも外国の大学へ行って研究者になるんですか?少なくともどちらか一つですね。それに中退するより、博士課程からは行った方が経歴的にいいんじゃないですか?

今の所は博士課程に進学することは考えていません。皆様がおっしゃられるように研究室を変更するにしても中退するよりも博士課程からの方が良いですし、博士を考えていないのであれば尚更研究室を変える意味はあまりないのですが…

>こういうレベルの高い大学院ていうのはおのずと卒業生に対しても相当の義務感というものを要求してきます。それはこんな大きな国の法人関係や会社がただで補助金を出してくれるとは言えないからです。もう少しこの大学院に対する情報を集めるようにしていかないと理解は不可能です。

回答者様が言わんとしていることはなんとなくわかるような気がしますが、もしかすると私の理解度が追いついていないかもしれません。卒業後も大学に対し何かしらの責任が発生するのでしょうか。

>それから、あなたの予算の方はどうですか?ご両親から出してもらっているとはいえ、ここのレベルに追いつく能力があるとお考えですか?

予算とは学費についてで間違いないでしょうか?確かにNAISTが求める高いレベルに自身が達しているかと言われると難しいところもあります…。しかしながら、わざわざ大学院を中退してまで進むことになれば、それなりの覚悟は持って臨むつもりです。

いずれにせよ、生半可な気持ちでNAISTで研究を行いたいと考えるべきではないと痛感しました。自身の実力を冷静に判断する点を欠いていたと思います。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2017-09-17 16:59:43

ANo.3

専門分野は違いますが、研究に携わる人間としてお答えします。(旧帝医療系博、大半が基礎研究+一部臨床業務)
他の方の回答も非常に頷けることが多いので、私は比較的厳しいことをお伝えしたいと思います。

まず、貴方の所属する研究室がどういった形なのかわかりませんので一概には言えませんが

>また、現在の研究室は環境が特別悪い訳ではありませんが、研究費も少なく研究室の規模も非常に小さいです(博士課程の学生もいません)。<

というのが、最大の問題点であると思います。私自身博士課程の学生から研究の問題点等を指摘されることも多く、現在の立場になっても博士課程の学生は自身の専門性においては私を凌駕する点が多々あります。
実質的に研究室の指導は博士課程やポスドク、助教がになっているというのは大規模研究室でも変わらないと思います。従って指導が行き届かない可能性はあると思います。
また

>今後の研究の方向性が定まらず相談をしても何か面白い分子を作りたいといった漠然としたもので修士2年になった時現在の研究室で研究を続けるのに不安があります。<

という点については、指導教官の指導法が若干古いかなとは感じます。ただし、間違いとまでは思いません。(要は自分で研究計画の具体的な部分を立案してこいよ!という考えだろうと思われます)
基本的に研究というのは『自主、自律、自立』という3つの要素が大切であると私は教育されました。自ら考え、自ら計画を立案し、遂行する。これが大学院生のあるべき姿だと思います。従って

>研究とは自身の自主性でやるものだということは百も承知ですが、私はあまり自身で物事を進めることが得意ではないと自覚しており、研究の初めの段階では指導者からある程度の方向性の指示が必要な性格ではないかと考えています。<

テクニシャンになるならば、この考えでも良いでしょう。しかし、研究者を目指すのであればはっきり言って適性がありません。最初の段階で指導者から方向性の指示があるのは悪いことではありませんが、バイアスもかかりますし、大学院生であれば研究計画くらい立案・提案出来ないと修士に値しないと言えます。
大学院設置基準第3条に
『修士課程は、広い視野に立つて精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことを目的とする。』
とあります。従って、貴方が言う方向性を授ける部分に関しては学部学生までで終わっていなければ2年で上記を満たすことは難しいでしょう。

次にまとめについて、1つ1つ指摘していきます。
>NAIST
・研究予算・設備などが整っている
⇒地方国立といえど、修士学生が研究を行うのに十分な研究設備はあるだろうと思われます。
・努力次第では学会参加などの経験が積める
⇒これは、どこでも同じです。学会参加費用は精々10万程度であり、本当にやる気があるなら自費で行けば良いだけの話です。実際私も院時代はそこまでお金がある研究室ではなかったので、いくつかの学会は自費で参加しています
・大きな研究室が多く、指導が今よりはしてもらえる可能性がある
⇒可能性論で言えば、今の場所でも貴方がしっかりすれば今よりも指導してもらえる可能性はあります。単純な話ですが、大学院としては一定数の学生は確保しなければなりません。しかし、本人にやる気がないなら適当に育てます。逆に業務過多の時であっても、これは!と思う学生には手厚い指導を行います。大学院に平等などというのはお題目に過ぎません。
・有機合成にとらわれない広い分野での研究ができる
⇒仰っている意味がわかりかねますが、研究立案能力もなく専門性も今ひとつの人間が広い分野の研究ができるとお思いなら甘すぎます。
・大学院に入り直す・下宿になるため費用がかさむ
⇒これはそこまでかかりません。国立であれば費用は一律、寮に入れば生活費も安いので
・内情がわからず、移っても現状と変わらない可能性がある
⇒内情のリサーチができていないことが最大の問題です
・就職に関しては現在の大学に劣る
⇒これも本人次第です。優秀であればどこでもいけます。

>現在の研究室
・地方国立で予算・人数が少なく規模が小さい
⇒ほかの研究室の状態を実際に見たことがありますか?単純に想像で言っているように思いますが、予算があっても必ずしも自由であるとは限りませんし問題も山積しています。例えば私が所属する場所であれば、年間予算千万単位の中規模研究室ですが人数が40名弱いる為、お金は常にないです。大半を外部予算に頼っていますが、当てるために年間10報単位の論文が必要であるため学生指導は助教、ポスドク、博士学生が行っています。従ってどこにも問題はあります
・指導があまり厚い訳ではない
⇒前述のとおりで見所があれば厚くなると思われます。
・基礎研究に非常に近く、実社会との繋がりがイメージしづらい→何のために研究しているのか、モチベーションに繋がりづらい
⇒現代っ子という感じですが、モチベーションを持っているから進学したのではありませんか?実社会との繋がりを見つけ、プレゼンできるのが大学院生であることは言うまでもありません。

ご自身の現状をなんとかしたいなら、外的要因ではなく上記の内的要因を正すことに全力を注がれたほうが良いと思います。でなければ、どこに行こうが何もできずに終わると思います。

投稿日時 - 2017-08-18 19:27:07

お礼

お忙しいところコメントいただきましてありがとうございました。
ご連絡遅くなりまして申し訳有りません。

>実質的に研究室の指導は博士課程やポスドク、助教がになっているというのは大規模研究室でも変わらないと思います。従って指導が行き届かない可能性はあると思います。

やはりメインで指導してくださるのは博士・ポスドクの方がメインなのですね。うちの研究室ではこれらの方々がいない分この役割を指導教官が担っているような形になっていますが、先生はやはり様々な業務に追われておりいつも忙しそうです。

>(要は自分で研究計画の具体的な部分を立案してこいよ!という考えだろうと思われます)
基本的に研究というのは『自主、自律、自立』という3つの要素が大切であると私は教育されました。自ら考え、自ら計画を立案し、遂行する。これが大学院生のあるべき姿だと思います。

私も先生が私自身できちんと考えることを期待してこのようにおっしゃってくださったのだと考えています。しかしながら一から研究計画を立てることは私にはあまりにも大きなことで到底できるように思えないのです…。グダグダ言い訳をするようで聞き苦しいですが、このような研究計画が立てられるような修士の学生の方は非常に優秀な方だけなのではないか?と私は思ってしまいます。研究計画とは過去の論文を参考にして立てるものなのでしょうか。今後の自分の研究をどのように持っていくべきか非常に今悩んでいるところなのですが、如何にもこうにも何をしていいのか全くわからない状況に陥っています。

>テクニシャンになるならば、この考えでも良いでしょう。しかし、研究者を目指すのであればはっきり言って適性がありません。最初の段階で指導者から方向性の指示があるのは悪いことではありませんが、バイアスもかかりますし、大学院生であれば研究計画くらい立案・提案出来ないと修士に値しないと言えます。

やはり研究者となるのであれば自身で研究計画を立て、進めていけなければいけないですよね…。質問内容と矛盾しているのですが修士に入ってから私は研究にあまり向いていないかもしれないと考え始めたため、就職の際に研究職に就くか非常に悩んでいます。

>地方国立といえど、修士学生が研究を行うのに十分な研究設備はあるだろうと思われます。

これは…少し疑問です。自身の研究室でも大きなところは十分だと思いますが、本当に予算がないところは壊れかけた装置を使っていたり、他の研究室に装置を借りていたり、大変なところもあると聞いています。

>これは、どこでも同じです。学会参加費用は精々10万程度であり、本当にやる気があるなら自費で行けば良いだけの話です。実際私も院時代はそこまでお金がある研究室ではなかったので、いくつかの学会は自費で参加しています

もちろんおっしゃる通りなのですが…。学会参加費用は精々10万程度というのがかなり私にとっては大きなお金です…。

>可能性論で言えば、今の場所でも貴方がしっかりすれば今よりも指導してもらえる可能性はあります。単純な話ですが、大学院としては一定数の学生は確保しなければなりません。しかし、本人にやる気がないなら適当に育てます。逆に業務過多の時であっても、これは!と思う学生には手厚い指導を行います。大学院に平等などというのはお題目に過ぎません。

そうなのでしょうか?優秀な人は指導がなくとも優秀だから一人でやっていけるものなのだと思っていました。自身はあまり優秀でないからこそ、どこでもやっていけるだけの力はまだないために教育を比較的受けやすい環境に身を置くほうがいいのではないかと考えていました。

>仰っている意味がわかりかねますが、研究立案能力もなく専門性も今ひとつの人間が広い分野の研究ができるとお思いなら甘すぎます。

これはおっしゃる通りだと思います。一つのことも極められないような人間が他の分野に手を出してもどうにもならないと思います。

>ご自身の現状をなんとかしたいなら、外的要因ではなく上記の内的要因を正すことに全力を注がれたほうが良いと思います。でなければ、どこに行こうが何もできずに終わると思います。

もちろんこのことは以前からずっと自身でも考えてきたことです。周りの環境がどうのこうの言う前に自分がどうするかが最重要であるのは間違いありません。ただ、やはりそこまで出来るのは能力がある人で、少し環境を変えればもう少し頑張りやすくなるのかな?と思った次第なのです。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2017-08-31 00:32:29

ANo.2

角が立つこともありますのである程度一般論で話します。

まず指導者との相性などは本当にむずかしいです。
あの人はこれまでも何人も優秀な研究者を育ててきた。と言われるのは例えば5人ぐらい活躍している研究者が退官までに産まれれば,超ー一流の指導者です。教員歴30年の間に5人でもです。それくらい才能があるひとが一流の教育を受け成功するのは難しいと言うことです。
つまり大きければ指導してもらえるとか,あそこは最近良い論文が出ている。と言えども実際のとこはどうなるかわかりません。逆に実績が無くても話してみて安心して相談できる。研究は楽しそう。といったほうが結果的に恵まれた環境で結果を出すことができることはあります。そしてその見極めはあなたがあなたの責任でしなくてはなりません。

ただ,あなたが思っているように,一流の研究の場で一流の先生に習う方が絶対にいいのはたしかです。
少なくとも一流の研究室では,求められる結果の質も一流ですから,そこに自分の基準ができます。若い時にその基準がむちゃくちゃだと将来はやっぱりありません。

あなたにアドバイスできることは,まず行きたいっと思った研究室に真面目にメールを書くなどコンタクトをとって,話を聞きに行く。受験について相談する。どんなテーマを与えてもらえるかを聞いて,そのテーマについて自分で論文を読んだりして調べてみる。
そんなことを幾つかの研究室で繰り返してみることだと思います。

今の研究室で修士が取れるのであれば,取れうるだけの実験をちゃんとして,そのご余力があれば,数ヶ月でも国内留学という形で希望する研究室に研究をさせてもらいに行ってみると良いかもしれません。
もしそのような形では今の学校で修士がとれないなら中退となりますが,経歴上あまり宜しくないと思います。
そこは今の指導教官と自分の将来についてちゃんと相談して下さい。
結局すべて勝手に決めてからうやむやにでていくというのが,一番簡単かも知れませんが,あなたの人生設計的にはよくありません。
今のようにアカハラなどでうるさいのですからよっぽど変な先生で無ければあなたが真剣に考えた今後のことについてある程度真面目に対応してくれるはずです。ただあなたが今の研究室を批判することは,直接的にその先生を罵倒するのと同じ事なので,そこは言葉を選び,前向きに異動したいということを伝えないとだめです。

例えば,今のテーマは具体性もなくつまらないから。
ではなくて,
私がすごく興味をもっているのはNAISTのxxx研究室で最近みつかったxxxについての研究で,私のこれまでの興味にすごく近いのです。

という言い方も勉強しなくてはいけません。
修士にも成って甘えているというひとも沢山いると思いますが,実際の現場では修士など赤ん坊もいっしょです。何にも知らないと思ってこちらは対応します。
むしろ,逃げないでどんなに結果がでなくても真面目にやり抜けばそれなりの力は絶対に付きますので,環境を変えたいといっても,今のこともちゃんとする。その上で新しい研究室に入り直すのもいいし,博士からでもいいですが,しっかりと相談して,ここまで苦しんで筋を通したのだから新しいところでも必死に頑張る。
として来て欲しいですね。

すぐに他のところがいい。という人間は周回軌道にはいれなかった人工衛星のように,次の惑星の近くにいっても周回軌道に入れないんです。すぐにまた出て行きたくなります。
今のことができない人間に一流のことができる保障はないってことです。
必死にもがいて最善の方法を見つけ出して下さい。

投稿日時 - 2017-08-18 18:38:45

お礼

お忙しいところコメントいただきましてありがとうございました。
ご連絡遅くなりまして申し訳有りません。

>まず指導者との相性などは本当にむずかしいです。
あの人はこれまでも何人も優秀な研究者を育ててきた。と言われるのは例えば5人ぐらい活躍している研究者が退官までに産まれれば,超ー一流の指導者です。教員歴30年の間に5人でもです。それくらい才能があるひとが一流の教育を受け成功するのは難しいと言うことです。
つまり大きければ指導してもらえるとか,あそこは最近良い論文が出ている。と言えども実際のとこはどうなるかわかりません。逆に実績が無くても話してみて安心して相談できる。研究は楽しそう。といったほうが結果的に恵まれた環境で結果を出すことができることはあります。そしてその見極めはあなたがあなたの責任でしなくてはなりません。

非常に参考になりました。当たり前といえば当たり前に違いないのですが、いくら活躍している研究者の方でもその弟子と相性がいいか、ということは一概には言えないものですよね。現状で言えば指導してくださっている先生はすごく親身になってくださる人ですし、私があまり自分から積極的に相談・ディスカッションしに行っていないことが問題なのかもしれません。おっしゃってくださった観点から考えれば、今は自分に合った環境なのかもしれません。

>あなたにアドバイスできることは,まず行きたいっと思った研究室に真面目にメールを書くなどコンタクトをとって,話を聞きに行く。受験について相談する。どんなテーマを与えてもらえるかを聞いて,そのテーマについて自分で論文を読んだりして調べてみる。
そんなことを幾つかの研究室で繰り返してみることだと思います。

今本当に自分が研究室を変えるべきなのか、NAISTの研究室などを詳しく調べている最中です。それでどうしても自分がやはり変えたいと強く感じた際には研究室訪問を行いたいと思っています。具体的なアドバイスをいただきありがとうございます。

>今の研究室で修士が取れるのであれば,取れうるだけの実験をちゃんとして,そのご余力があれば,数ヶ月でも国内留学という形で希望する研究室に研究をさせてもらいに行ってみると良いかもしれません。

研究室を変えずともそのような方法も一つの手ですね。とにかく今は修士を取るために一生懸命実験をしなければならないのは間違いないと思っています。

>結局すべて勝手に決めてからうやむやにでていくというのが,一番簡単かも知れませんが,あなたの人生設計的にはよくありません。

先生に相談する勇気がなく、最悪の場合私がやりかねないことだと思います。やはり自分で決めたとしても、しっかり先生に相談はしなければならないですね。

>ただあなたが今の研究室を批判することは,直接的にその先生を罵倒するのと同じ事なので,そこは言葉を選び,前向きに異動したいということを伝えないとだめです。

私自身としても前向きな考えから本当にこの研究室に移りたい!というのがあれば研究室を移る決断を下そうと思いますが、もしそうでなければ今の研究室で最大限努力をしようという考えです。

>むしろ,逃げないでどんなに結果がでなくても真面目にやり抜けばそれなりの力は絶対に付きますので,環境を変えたいといっても,今のこともちゃんとする。その上で新しい研究室に入り直すのもいいし,博士からでもいいですが,しっかりと相談して,ここまで苦しんで筋を通したのだから新しいところでも必死に頑張る。
として来て欲しいですね。

私は自分自身で逃げ癖があると自覚してきたので、大学での研究はうまくいかずとも逃げずに続けてきたつもりでした。努力の方向が正しかったかと問われると疑問ですが…汗
ただ、研究室を移るにせよ移らないにせよ逃げずに現在の研究室でできるところまでやり抜くことは絶対に諦めてはいけないと思います。

>すぐに他のところがいい。という人間は周回軌道にはいれなかった人工衛星のように,次の惑星の近くにいっても周回軌道に入れないんです。すぐにまた出て行きたくなります。
今のことができない人間に一流のことができる保障はないってことです。

おっしゃる通りだと思います。私は一つの物事が長続きしない性格で、すぐに諦めてしまいがちですがそのままではいつまでたっても何も極められないのだと考えています。そのことを考えると、研究室を変えずに今のところで必死にもがく方が成長できるのかもしれません。

アドバイス参考になりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2017-09-02 19:05:26

ANo.1

奈良じゃないですし、物質科学でもないですが・・・先端科技大って、講義をマジメに受けてテストできっちり点をとらないと、研究だけじゃあ出られないというイメージが強いです。

設備面はともかくとして、マスターで出来ることが他の大学と大幅に違うかというと・・・疑問ですね。
研究分野や研究室によっても違うでしょうから、まずは「お目当て」の研究室をきちんと決めて、何回か訪問してよく話を聞くなど、自分がやりたいことをやれる環境か、どの程度厳しい状況に置かれるのかを考えてみられるとよいでしょう。
まあ、研究室への配属は希望者多数だと成績や運でも左右されますから、必ず希望の研究室に入れるとは限らないんですけどね。

基礎研究は実社会とのつながりが見えにくいですが、決してつながりがないわけではなく、むしろ応用研究よりも広汎に関わることすらあるものですから、基礎研究なんか・・・という考えは、どこに行くにしてもどんな研究をするにしても改めておいた方が身のためでしょう。

あと、学会ですが・・・機会がない機会がないと騒いでいても自動的に機会が降ってくるわけではありません。それは先端科技大だって同じじゃないでしょうか(逆に自分で出す先を探してこいとかもあるんじゃないかな)。

全般に受け身の姿勢では、先端科技大に行っても取り立てて大きな成果は上げられない、あるいは講義・試験で滑って卒業できないというパターンも危惧されると思いますね。

投稿日時 - 2017-08-18 17:52:28

お礼

お忙しいところコメントいただきましてありがとうございました。
ご連絡遅くなりまして申し訳ございません。

>奈良じゃないですし、物質科学でもないですが・・・先端科技大って、講義をマジメに受けてテストできっちり点をとらないと、研究だけじゃあ出られないというイメージが強いです。

修士1年の前期はほとんど勉強で基礎知識を身につけるようですね。

>設備面はともかくとして、マスターで出来ることが他の大学と大幅に違うかというと・・・疑問ですね。
研究分野や研究室によっても違うでしょうから、まずは「お目当て」の研究室をきちんと決めて、何回か訪問してよく話を聞くなど、自分がやりたいことをやれる環境か、どの程度厳しい状況に置かれるのかを考えてみられるとよいでしょう。

もちろん、マスターでできることが他の大学と大幅に異なっているとは考えていません。ただ、現時点からの候補の一つとしてNAISTを検討していました。やはり、研究室を訪問して教員の方との相性や現状を見る、どういったことができそうかということを確認するのが最優先ですよね…。

>基礎研究は実社会とのつながりが見えにくいですが、決してつながりがないわけではなく、むしろ応用研究よりも広汎に関わることすらあるものですから、基礎研究なんか・・・という考えは、どこに行くにしてもどんな研究をするにしても改めておいた方が身のためでしょう。

基礎研究なんか…とはもちろん考えていません。基礎研究から新たなものが生まれ、基盤となるものですから非常に重要なものであることは理解しているつもりです。語弊のある表現で大変申し訳なかったのですが、基礎研究なんか…と考えているわけではなく現在行なっている研究があまりに目的がはっきりしていないことに不安を感じているのです。

>あと、学会ですが・・・機会がない機会がないと騒いでいても自動的に機会が降ってくるわけではありません。それは先端科技大だって同じじゃないでしょうか(逆に自分で出す先を探してこいとかもあるんじゃないかな)。

全般に受け身の姿勢では、先端科技大に行っても取り立てて大きな成果は上げられない、あるいは講義・試験で滑って卒業できないというパターンも危惧されると思いますね。

私は以前より受け身の姿勢であったことが問題であったと考えており、やはりなんでも自発的に動かなければ何も始まらない、ということは痛感しております。おっしゃる通り、もし研究室を変更することとなったとしても受け身の姿勢は改めていかなければならないと思います。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2017-09-02 19:06:17